馬場貴也
馬場貴也

琵琶湖

【GⅡ事前情報】馬場貴也、峰竜太、白井英治ら豪華な面々が湖面に集結、チルト3度の菅と堀之内が台風の目に!/びわこ秩父宮妃記念杯

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ボートレース琵琶湖では6月27日からGII「第67回結核予防事業協賛 秩父宮妃記念杯」が開催される。

展望

上位には豪華な顔ぶれが並ぶが、その筆頭は2大会ぶりの地元GIIタイトルVを狙う昨年のMVP男・馬場貴也だ。もちろん峰竜太が主役の座を奪う場面も十分ありそうで、昨年のGPを制した白井英治も存在感たっぷりの走りを披露するか。湯川浩司は当タイトルに加え、当地では周年制覇の実績がある。山口剛笠原亮も当地周年の歴代覇者にその名を刻む。吉田拡郎森高一真はSGウイナーの手腕を発揮してV争いに加わりそうだ。

他にも当タイトルVの実績を誇るのが山本隆幸と、地元の川北浩貴山田康二齊藤仁や、新開航宮之原輝紀、地元・澤田尚也のヤング勢もV戦線を盛り上げる。

水面・モーター

季節によって変化する琵琶湖の水位は4月から5月にかけてがピーク。この時期は徐々に水位も下がり、ピーク時ほど特有のうねりの影響は大きくないはずだ。ただ、北東の追い風が吹くならうねりが発生。センター、アウトの攻めは利かず、近況は強くなったインがさらに幅を利かせる形となる。

例年よりも1ヶ月少々早く、4月末のGWシリーズから新モーターに更新された。早くもエース候補の最右翼に挙がるのが20号機だ。初下ろしからいきなり強力な伸びを披露すると、2節目では柴田朋哉が快パワーを武器に優出(5着)。11号機や14号機もエース候補のポテンシャルを秘めた注目機だ。

今節のキモ

GW戦からの新モーター更新に合わせて、当地ではチルト3度が解禁された(それまでのMAXは1.5度)。それを追い風にして活躍が期待されるのが菅章哉堀之内紀代子だ。5月の当地戦でチルト3度を“初使用”したのが堀之内。初日からまくりを連発するなど、強力な伸びを披露。調整面でのアドバンテージは大きいだけに、菅とともに“台風の目”になる可能性は十分ありそうだ。

また、4月の津周年ではGI初戴冠にあと一歩まで迫った高田ひかるも、本領の豪快攻勢で湖面を沸かせるか。もう一人、注目したいのが澤田だ。“将来のびわこエース”と称される実力で特別戦初Vを遂げても不思議はないはずだ。