3日目は浜田亜理沙と永井聖美が連勝ゴール/浜名湖オールレディース

ボートレース浜名湖のGⅢ「オールレディース ハマナ娘クルーカップ」は1日に3日目が行われた。南からの向い風がやや強めに吹き、序盤はイン受難の流れ。それでも中盤レース以降は盛り返して、最終的に1号艇は4勝2着3本の成績を挙げた。3連単万舟券は3本で、4Rでは6万円台の大穴も飛び出した。

3日目は浜田亜理沙と永井聖美が連勝ゴール。大石真央と渡邉優美が2走2連対と着をまとめた。2日目までオール2連対だった細川裕子は1、3着。それでも序盤の貯金がモノを言って、得点率トップに立っている。

同じく2日目までオール2連対だった鎌倉涼は3日目後半戦で5着と崩れ、得点率は6位に後退。浜田が2位に浮上し、大石が地元勢で最上位となる得点率3位につけた。以下は4位に中谷朋子、5位に長嶋万記、6位に鎌倉とドリーム組が続く。

機力相場は日替わりだが、安定していいのは大石で「足はすごく良くて、かかるし舟の向きもいい」とレース足は力感十分。浜田も「強引に握っても舟が返るし、回り足の良さを実感できました」と、こちらもレース足の感触は良好だ。伸び系で目立つのは佐々木裕美で、永井も「ペラの形は左右で違うけど、足が良かったし、後半は乗り心地も良かった」と看板機らしい足になってきた。

一方、地元エース格の長嶋は「いい人と比べたら上がりが違うし、上を目指すにはもうひと足が足りない」と話し、鎌倉も「足は結構、厳しいですね。何でこんな着が取れたのか…」と成績ほどの足ではない状態。両者ともにプロペラ以外の調整作業を示唆。しっかりと舟足を底上げさせた上で、逆転での準優1枠獲りを目指す。