浜田亜理沙が前走のリベンジVに挑む！/浜名湖オールレディース

ボートレース浜名湖のGⅢ「オールレディース ハマナ娘クルーカップ」は3日に準優勝戦が行われた。10Rは2号艇の大石真央が差して先行したが、インで残した浜田亜理沙が2周1Mで逆転して優出一番乗り。大石は2着に粘り、地元で嬉しいデビュー初優出を決めた。

11Rは4カドから差した永井聖美がバックで長嶋万記、中谷朋子を捕らえて、2Mを先取りして快勝。絶好枠で人気を集めた長嶋は2Mで差し返しを狙うも届かず、2着まで。

12Rはインの細川裕子に対して、2コースからジカまくりの奇襲を打った鎌倉涼が白星。5コースから鎌倉と共にコンマ10のトップSを決めた淺田千亜希が2着。細川は3着争いには競り勝って意地を見せたが、優出はならず。3連単は2万円台の高配当決着となった。

優勝戦は1枠から浜田、鎌倉、永井、長嶋、大石、淺田。絶好枠の浜田は、前節の若松で優勝戦1枠から2着に敗れており、早くもリベンジに臨む。ただ、準優はスタート展示でコンマ57と大きく出遅れ、本番でも質のいいスタートを決められなかった様子。優勝戦の枠番が確定する前は「インじゃなければスタートは行けると思う」と話していたが、幸か不幸かまさかの1枠回り。仕上がりは回り足を中心に直線関係も悪くなく、機力面の不安はないものの、「1号艇のスタートがヘタ。質のいいスタートが行けなくて…」の言葉通り、今年4度目の優勝へはスタートがポイントになりそうだ。

打倒・浜田を目指す面々では、鎌倉が「準優で勝てたのは奇跡。両サイドに出られたし、下がってる」と再整備を示唆。長嶋も「自分の中では納得してるけど、もう少し上積みが欲しい」と物足りない足。逆に「準優は全部の足が良かった」永井や、パワーを武器にデビュー初優出となった大石は「転覆前の方が良かったかも」と言いながらも、パワーはかなりいい。上位進出の可能性は十分にありそうだ。6枠の淺田は「回り足は悪くないけど、時間があるので本体を見てみる」とのことで、準優に続くアウトからの好走があるかどうかは、成果次第となりそうだ。

優勝戦の出走表はこちら 浜名湖12R