重冨勇哉が自身2度目の優出へ視界良好！

ボートレース下関の海響ドリームナイター「楽天銀行賞」は1日、準優勝戦をメインに3日目を開催する。準優1号艇を手にしたのは9R益田啓司、10R吉村正明、11R原田幸哉。益田は予選を3位でクリア。2日目のイン戦は1着だったが、決まり手は抜き。すんなり逃げられなかった。「足は全然行けていません。スタートがばらつくし、ダッシュの乗りが悪かった。乗り心地もおかしい。ペラはそんなに変えていないんですが。前半はたまたま」と首をかしげていた。決して悪い足ではないので、準優は逃げるとみる。

予選を2位で通過したのが吉村で、2日目のイン戦は逃げて人気に応えた。「試運転では伸びでやられる人はいないけど、ターン回りがしっくり来ていない。ペラはまだましだけど、バチッと合っていない。乗り心地を求めて調整する」とコメント。伸びは上位で、レース足が来れば鬼に金棒か。

予選を1位でクリアしたのは原田。2日目前半は2着だったが、首位の座をキープした。エンジンは2連対率58％の強力モーターだが、「合わせ切れていない。ペラからだけどエンジンもいろいろ考えてベストを探っていきたい」と更なる上積みを目指す。

準優で怖い存在は9R3号艇の重冨勇哉。2日目前半は原田を相手に快勝した。「前半のスタートは全速で行けた。伸びは少し良さそうだった。ダッシュ分もあるけど、原田選手にもやられない。ただ、原田選手のピット離れからの足はすごい。持ちそうになかったのでダッシュから行った。合えばいいと思う。しっかり合わせたい」と、通算2度目の優出へ視界は良好だ。

準優のボーダーは6.00で、河合三弘が惜しくも次点だった。