初日は原田幸哉と岡本慎治が連勝発進

ボートレース下関の海響ドリームナイター「楽天銀行賞」は29日、初日が開幕。原田幸哉と岡本慎治が連勝発進に成功した。優勝候補の原田は前半8Rでインから逃げて圧勝。後半のドリーム戦は3コースからコンマ03の速攻を決めてまくった。2日目12Rは再び1号艇。「まだペラは合っていないが、エンジンにすごくパワーがある」なら、このまま突っ走りそうだ。

岡本は「ペラはちょっとだけ調整した。まだはっきりしないけど、反応に鈍さがある。足自体はまあまあ。その鈍さを解消したい。ペラをやる」と、足は中堅上位くらいか。

服部達哉、白神優、重冨勇哉、三浦敬太が2連対にまとめて、幸先のいい船出。服部と重冨は成績通り、舟足はしっかりしている。服部は「前半のスタートは全速。思ったよりも早かった。足はペラで上積みできた。握り込みの鈍さが解消されたし、スリット付近は少し余裕があった」とコメント。初のA級昇格を目指す重冨は今節初めて選手班長を務めている。「前検日は伸びるけど乗りづらかったので、自分の感じに叩いた。ちょっと伸びて、回り足は自分の好きな感じに。スタートもしやすいかな。今節の中ではいい方だと思う。これをキープしたい。短期決戦なのでいいスタートが切れて良かった」と話していた。

一方、寺田祥は前半6Rで不良航法。10点の減点で予選突破はかなり厳しくなった。