得点率トップに立つのは4戦3勝の松井繁

ボートレース蒲郡の「日刊ゲンダイ杯争奪 蒲郡トトまるナイト特別」は30日に2日目が行われた。初日は万舟券が2本出現したが、2日目はゼロ。しかも、最高配当は10Rで嶋義信が3コースからまくり差しを決めた5470円。一番の要因は、今節はドリームメンバーの仕上がりと走りがしっかりていることだ。

序盤の2日間を終えて得点率トップは松井繁。「ドリーム戦から、ある程度のゾーンには入っているよ。悪いところはなくて、バランスが取れているね」と納得の表情。前半8Rはスリットでコンマ28と立ち遅れたが伸び返して、絶妙なターンで勝ち星をゲットした。「あれは足が悪かった訳ではない。むしろ、自信があったので、ちょっと意識的に遅らせたら、ああなってしまった」と説明した。

2位タイには近江翔吾と赤岩善生が僅差で続く。近江は「足に関してはいいけど、ずっとターン回り全般が合ってないです」と4戦3勝だが、笑顔はなかった。赤岩は「前検は押してなかったけど、初日にセット交換をしてマシにはなっている。ただ、このエンジンは大したことがないのは知っているので…」と悔しそうに振り返っていた。