松井友汰が周囲から「異様」と言われるほどの伸びを披露

ボートレース津の「開設8周年記念BTS名張モンスターカップ」は29日に2日目が終了した。

新型コロナの影響で九州地区など当地から遠い地区の選手は「数年ぶりの参戦」というパターンが多いが、松田大志郎もそのひとり。「5年ぶりですか？自分ではもっと来ていなかった印象ですけどね。今年は3回優勝しているけど、ここの感触が分からないから比較もできない」と苦笑い。とはいえ、今節は3カドからのツケマイを見せるなどしてオール3連対と快調。レース運びの鋭さは今節1番の評価だ。

2日目前半も勝ち切って開幕3連勝とした松井友汰だが、後半の6枠戦は5着大敗。「伸び型にしているし、競ったときは不安もあります」と出足の心配をしていたが、周囲から「異様」と言われるほどの伸びは魅力的だ。

オール2連対を守っているのは、若林義人と金子良昭の静岡コンビ。若林は回り足、金子は行き足に特徴があるものの、どちらも上位一角であることは間違いない。

一方で平田忠則は大苦戦。「豊田健士郎君はこんなエンジンでも優出3着。ぼくのテク不足を感じますよ」と肩を落とす。3日目は1号艇も回ってきた。ここで巻き返したいところだ。