優勝戦は唯一のB1級で地元・津田裕絵のピット離れを注視！/下関オールレディース

熱戦を展開してきたボートレース下関のGⅢ「オールレディース ジュエルセブンカップ」は15日、準優勝戦が行われた。準優9Rではしっかり逃げた川野芽唯だが、ターンマークを外し気味だった。「行き足を求めて調整。スタートはしっかり行けたけど、1Mで跳ねた。あれでは勝てないと思うので、クイック感を求めて調整する。本体をやるかも」とコメント。近況は勝率7点台と好調で、優勝戦の差し逆転は一考。

準優10Rは原田佑実がカドまくりで快勝。池田浩美ら内枠勢はスタートで後手に回り、万事休す。池田は「Sが決まれば逃げる足はありました。お客さんに申し訳ないです。スタートはそのまま行けたと思うけど、誰も来ていなかったので…」と悔やんでいた。一方、勝った原田は「準優のスタートは安心して全速で行けた。後半の足は良かったですね。出足型で伸びは普通です。下関は苦手だったので、優出できてうれしいです」と喜んでいた。日高逸子は原田にまくられたが、うまく残して2着に入った。「奇跡ですね。優勝戦に乗れただけでうれしい。準優は様子を見過ぎて遅れてしまった。ただ、ペラを大幅に叩き変えてからは行き足は良くなっている。伸びも悪くなくて普通はある」とコメント。優勝戦に入ると足は目立たないか。

準優11Rは櫻本あゆみが逃げて締めた。「足は全部がいいです。特にいいのも全部です。ペラはほぼ貰ったままの形で微調整くらいしかしていない。最終日も、その日の天気で回転を合わせるだけ。スタートも届いているし、大丈夫だと思います。頑張ります」と気を引き締めていた。 地元・津田裕絵は渾身の旋回で優出。「ピット離れは出ましたね。前半も少し良かったし、ピット離れは悪くない。ペラをたたいて乗りやすくなった。押す感じが出てきた。伸びは普通。出足はいいと思います。コースはピット離れで出れば、ですね」と話しており、進入に注目だ。

優勝戦の出走表はこちら 下関12R