当地好相性の関浩哉に主役級の期待

ボートレース常滑のGⅢ「第10回イースタンヤング」が11日に開幕する。主役が期待されるのは関浩哉。近況はSGでの活躍が目立っており、GI優勝2回の実績がキラリと光る。手にした40号機は2連対率34％の中堅機。「直線は普通だけど、乗りづらいし、回転が出てない。ペラは行きたい形に近かったのでちょっとしか叩いてないけど、もっと叩く必要がありそうですね。まずはしっかり回転を上げたい」と調整の必要性を口にした。それでも、「常滑はいいエンジンを引くことが多いので頑張りたいし、この大会も相性はいいと思います」と前向きな姿勢を見せる。初日の2回走りできっちりと結果を出して、開幕ダッシュを決めたいところ。

迎え撃つ地元勢では、エース格の吉田裕平が前回優勝エンジンの20号機を引き当てた。「ストレートの足はまあまあだけど、ターンが合っていない感じ。いい時の常滑の感じじゃない。特別いい感じはしない。それでも地元でアドバンテージはあると思うし、優出はノルマという気持ちで来ている」とコメント。前回の足が強烈だっただけに期待外れの感はあるが、それでも及第点の動きはあった。ドリーム戦では好走を見せてくれそうだ。

高田ひかるは、「まずまずかな。ペラを叩いたけど、回転はまだ合っていない。伸びはちょっといいかな。乗り心地とかも悪くない。いつも通り伸び重視でバランスを取りたいです」と前検で早くも伸び気配。この伸びがさらに本格化すれば、シリーズを盛り上げてくれるに違いない。