平田さやかが初日から3連勝と絶好調モード

ボートレース江戸川のGⅢ「オールレディース 江戸川女王決定戦 KIRINCUP」は31日に予選2日目が開催された。初日とは打って変わり風も2～3メートルと微風で、水面もかなり穏やかな状況でのレースとなった。

初日は江戸川選抜を含む2連勝発進だった堀之内紀代子。2日目は得意の4カド戦と5枠戦で3、4着と中間着の結果となった。「板が取れても伸びないということは…そういうことなんでしょうね。3日目は調整をやり直していきますよ」と、チルト1度を含めて調整を考え直すことを示唆するコメントを挙げている。

堀之内が得点率で一歩後退して、変わって上位に浮上してきたのは平田さやか。2日目はまくりと差しで2勝をマーク。初日から土つかずの3連勝と絶好調モードだ。「足は良く言えばバランスが取れている感じで、江戸川の水面なりに乗りやすさがある」と、苦手意識のある当地でも操作系の良さを活かして、巧く戦えているようだ。

平田を追って2位に選抜組から清埜翔子。さらには中谷朋子、長嶋万記、大豆生田蒼ら中堅からベテラン勢が好戦をしている。そのでもやはり長嶋の安定感はキラリと光る。ここまで3戦オール舟券絡み。「変わらず回り足はいいですね。レースがしやすい。スタートのところの足は並。周りにやられるとか、不具合が出てきたら調整を考えるけど、現状で十分レースはできるので今の調整をベースにしていくつもり。スタートのしやすさはあるし、しっかり集中していきたいですね」と現状についてコメント。地元の東京勢では永井聖美も2、3枠で2連勝。初日6着発進の挽回に成功している。