芦屋
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節目の50回大会を石野貴之が優勝。石野にとっても10回目のSG制覇、ダブルでメモリアルなシリーズとなった/芦屋ボートレースオールスター
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ボートレース芦屋は28日にSG「第50回ボートレースオールスター」の最終日を終えた。
芦屋はエンジン更新から今節が5節目。使用期間が短くて相場ははっきりとしていないものの、好素性機とそうでないエンジンの差は出ていた。4節終了時点での2強としていたのが23号機と14号機。今節も初日から快足ぶりを発揮していた。23号機を手にした下條雄太郎は予選で前付けにくる選手がいる組み合わせが多かったにもかかわらず、予選を9位で突破。準優でFに散ってしまい今後1年間はSG選出除外F休み明けから6ヶ月は特別戦を走ることができなくなってしまったが、そのパワーはまざまざと見せつけてくれた。そして、14号機は石野貴之。前操者の江口晃生も絶賛した出足は今節も健在。いや、さらに快速で、予選2位通過から準優は唯一の逃げで優勝戦1号艇。優勝戦は他艇に何もさせない完璧な逃げで節目の50回大会を締めくくった。石野にとっても10回目のSG制覇で、ダブルでメモリアルなシリーズとなった。
優勝者コメント・石野貴之
「うれしいですね。こんなに沢山のファンがいると思っていなかったので感慨深いです。選手はみんな言っていることだけど、すごく力になります。優勝戦はSも見えていたし、ゾーンに入っていて負ける気がしなかった。前節に怪我をして、体(左肩)の状態は良くない。オールスターでなければ、欠場していたかもしれないぐらいだし、これから少し休むこともあるかもしれません。ここを走れる状態に治療してくれた先生に感謝ですね。メンタル面は、これまでの選手人生で一番充実していたかもしれない。いいエンジンを引けたし、2日目には完調だと感じました。伸び型の人には伸びられるけど、出足やレース足が良かった。自分がしっかり合わせられれば大丈夫だと思っていました。(SG10Vに対して)松井(繁)さんの12Vを当面の目標にしているので、越えたいと思います。生涯獲得賞金の40億円は無理です(笑)。インゴットも取りたい(残すはメモリアル、ダービー)ですね」