芦屋
芦屋
万舟券を演出した高田ひかるのパワーは本物/芦屋ボートレースオールスター
{{ good_count }}
この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。
芦屋オールスターは23日に初日を迎えた。オープニングレースの1号艇を任された新開航が逃げて白星スタート。スリットでは遅くれてしまったが、「横風でSが難しくて…。先に回れて良かったです」と胸をなで下ろした。初日の出番はここ1走で「しっかりエンジンを点検します」とその後は入念に調整と試運転を繰り返した。
その後もイン優勢なレースが続いたが、それを止めたのが5Rの石野貴之。前検はピリッとしなかったが、14号機のパワーを発揮してまくり差しで突破した。
そして、今節初の3連単万舟券を提供したのが6Rのまくり姫・高田ひかるだ。「Sが分からなくて放ってしまった」と全速でスリット通過とはいかなかったが、4カドからググッと伸びてスロー3艇を一気に飲み込んでみせた。展示タイムも出ており、伸びはかなりのレベルに達している。それでも「握り直してからの反応も良かった。だからSが早くて分からない部分もあるんですけど(笑)。スローの方が楽しみかもしれませんね」と語った後半10Rの2号艇では4着だったが、同じレースを走った石野にもやや優勢に見えたパワーは本物。先月の地元・津周年では惜しくも優勝を逃したが、自身初の混合GI優出を果たして地力を証明した。今度はSGの舞台で光り輝く。