準優進出戦は松村敏、石田章央、榎幸司が逃げ切り人気に応えた

ボートレース下関の海響ドリームナイター「スポーツ報知西部発刊25周年記念」は22日、準優3個レースをメインに6日目を開催する。9Rは1号艇の松村敏が軸。相手は伸び節一の村田浩司。10Rは石田章央、11Rは榎幸司を本命に推す。

5日目の準優進出戦は尾嶋一広が惜しくも2着に敗れたが、松村、石田、榎はイン逃げを決めて人気に応えた。まず8Rは松村が危なげなく逃げた。「8Rの時間帯は回っていない。夜の方がいい。回転が合えば足は大丈夫。エンジン勝率以上はある。ペラだけ」と勝率のないエンジンで奮闘している。足は抜群ではないが、中の上くらいはありそう。

9Rは松村と同じく勝率のないエンジンの石田がすんなり逃げた。「足は悪くはないけど、ただ1点、ターンの抜けだけが気になる。木山(和幸)さんはそこがいいですね。伸びは悪くないので、ボートがいいからかも。このエンジンを考えれば上出来」としていた。

準優進出10Rは伸び節一の村田がまくり差しで快勝。「伸びは変わらずいいけど出足、ターン回りとかもいいですね。全体にいい。明日も頑張ります」と強調した。今節は村田と木山和幸のエンジンが抜けている印象。

尾嶋はインで2着。「村田さんには参りました。でも、出足型で出足はしっかりしている。感触は良くなっている」と気持ちは前向き。

準優進出11Rは木山が差し迫ったが、榎が伸び勝って快勝。榎は伸びは強め。「木山さんのピット離れがいいので手前を求めて調整した。伸びは落ちたけど、舟が向いてからはいい。1Mちゃんときれいに回れば大丈夫。スタートもしっかり行きたい。出足は良くはない」とコメント。レース足節一級の木山は「夜だと大差はないね。回っての足はいいし、出足はしっかりしている。足のバランスも取れて、上の部類だと思います。ただ、榎も予選トップ通過するくらいだし、彼も出てますよ」と警戒していた。