江戸川
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混戦を制した前田聖文がデビュー初優勝
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ボートレース江戸川で開催されていた「秋川渓谷カップ・第47回サンケイスポーツ杯」は、20日に最終日を迎えた。
優勝戦12Rのメンバーは1枠から小原聡将、松田祐季、池永太、前田聖文、川崎智幸、大久保信一郎。当地フレッシュルーキーの小原は初優勝へ向けて意欲満々だった。
進入は枠なりの3対3で、トップタイミングはインの小原。タイミングもドンピシャと文句なしの仕掛けで1Mは完璧なターンで先マイ。差した松田、握った池永ら記念級のハンドルを寄せつけず。バックでは一人旅に持ち込み、待望の初優勝達成かと思われた。
だが、アクシデントは思わぬところに待ち構えていた。2Mも先に回ろうとした小原だが、ターン後期で艇が波に足を取られてまさかの転覆。後続艇も事故に巻き込まれる中、外から大きく旋回しようとしていた前田が混戦をすり抜けて首位に立った。そのまま前田が優勝ゴールへ駆け込み、2着は素早く立て直した川崎が入線。3着は大久保となった。3連単4‐5‐6は1万5940円で53番人気となった。
前田は複雑な胸中かもしれないが、これがデビュー13年半目にして初優勝となった。