地元の若手・仲道大輔が3連勝

ボートレース常滑の「第17回日本モーターボート選手会会長賞争奪戦」は13日、3日目が行われた。地元の若手・仲道大輔が2日目後半から3連勝。「後半は起こし位置が深くなってSが分からなくなったけど、応援してくれるお客さんの声が多かったので負けられないと思っていった」と中へこみの隊形ながら渾身の逃げを決めた。「昨日の試運転で乗り心地がバチっと来た。これならと思っていた。インから伸び返す感じもあったし、今節の中なら足もいい方と思う」と仕上がりにもOKサイン。「3号艇の方がSは決めやすい」と話すが、準優は願った通りの3号艇。期待は高まるばかりだ。

予選トップ通過を決めたのは山口剛。「変わらず出足、回り足はしっかりしている。伸びは〇で、出足、回り足は◎。伸びもやばい感じではない。乗り心地もいい」と機力も好仕上がりだ。2位はベテラン・芝田浩治。「伸びていくことはないが、舟足は全体的に悪くない。現状をベースにペラの微調整をする」と、機歴を思えば十分な仕上がりだろう。オール3連対でまとめた清水敦揮が3位通過。「昨日と同じぐらいの回転域。気温下がってどうかと思ったけど、一緒ぐらいの体感でいけた。ペラのラインを整えるぐらいなので、勝手に乗りやすさだったり、足の上積みができればいい」と仕上がりには納得している。この好枠トリオが準優でも人気を集めそうだ。