昨年、当地で大活躍した山口剛が参戦

ボートレース常滑「第17回日本モーターボート選手会会長賞争奪戦」が11日に開幕。昨年、当地で大活躍した山口剛がシリーズ絶対本命として参戦する。昨年は3月一般戦でVを飾ると、6月の周年記念もV。10月ボートレースダービーでは準優勝とまさに当地をドル箱としている。そんな山口が1強で登場する一般戦。優勝はもちろん、勝ち上がりを含めてどれだけ強いレースをするかまで期待してしまう。引いた1号機は2連対率30％の低調機。しかし、「全体に悪くない。出足、伸び、行き足と。30％の感じはしない。回転的にも苦しい感じはないし、もう少し回したい程度。大きいことはしなくていいと思うし、今節はしっかり走れると思う」と手応えも十分。これならシリーズをキッチリ引っ張ってくれるだろう。

山口に待ったをかけるなら誰か…。地の利を活かす地元の若武者2人に期待したい。ドリーム戦にもエントリーする中村泰平と黒野元基だ。気配で言えば中村泰だろう。「叩かず乗ったが、ここ最近では一番しっくり来ていた。結構回っていたし、ターンの感じ、出足、押し感はかなり来てる。伸びることはないし、足合わせは普通だけど、この方が好み」なら思い切ったターンができそうだ。一方の黒野はスケールの大きな走りに魅力。「合っていない感じ。S特訓は、班のみんなと変わらない。エンジンはここままで、ペラは今叩いた」。これで気配的な変化にも期待したい。