
若松
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ボートレース若松の4日間開催「ギラヴァンツ北九州杯」は9日、優勝戦が行われ、坪井康晴が6コースから谷野錬志のまくりを差し切り、今年初、当地ではGIを含む3回目、通算73回目の優勝を飾った。坪井の6コースからの優勝は2010年10月19日の津一般戦以来、自身2回目。
注目の進入、S展示は全艇スローの枠なりだったが、本番では谷野と坪井が抵抗せず、1346カド25の並びになった。もう、スタート前から2=5と分かるような進入。絶好の5カドに持ち出した谷野はスタートもしっかり決めてのまくり攻め。それを坪井が鮮やかなハンドルで差し切り、ダッシュ2人のワンツー。3着は貞兼淳二が入り、2連単、3連単とも好配当になった。
前節のGW戦は本番でも誰もダッシュに引かず全艇スローでイン逃げ決着だったが、今回は静岡の2人が決断してダッシュに引いて大正解。ただ、この2人がダッシュに持ち出すとは読み切るのがあまりにも難しかった。伸び節一の貞兼あたり、初手からダッシュ勝負ならきっと誰かがマークに出てくれていたはずなので、結果はまた違っていたはずだが…。
通算100回目の優勝がかかっていたインの徳増秀樹は、あの進入ではどうしようもなかった。こちらは全艇スローなら逃げ切れたのかもしれないが。
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