多摩川
多摩川
日替わりでヒーローが出現した今節
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初日に連勝発進を決めたのは桑島和宏ひとりだけ。実戦向きの仕上がりで1、2枠をうまく活かした。メインの多摩川選抜は今節の主役と目されていた山口剛がインから快勝。当地の看板ともいえる26号機らしい足色で、前半も差して2着。こちらも2連対と上々の滑り出し。
気象条件が変わった2日目はエンジン気配の変わってしまった選手が多く、初日連勝の桑島は4、6着と敗退し優出は早くも圏外に。山口も3、4着と足踏みして得点率は8位に後退。ちなみに初日の選抜メンバーのうち自力で優出ができる位置にいたのはこの山口だけで、Fを切った上田龍星、減点を取られた梶野学志などといった自力で優出が狙える選抜メンバーはいなくなった。唯一の連勝を飾った笠置博之が一気に5位タイに急浮上。得点率1位の石塚久也と2位の廣瀬将亨の2人だけがオール2連対を守っていた。
3日目に連勝決めたのは西野翔太と安田政彦。今節は日替わりでヒーローが出現している状態。安田はわずかに及ばなかったが、西野の方は前日の得点率18位から優勝戦に滑り込めた。得点率トップ通過は5位タイだった荒井翔伍。2、2着の成績だったが、上位が大きく崩れたため絶好枠が転がり込んできた。前日まで快走していた石塚、廣瀬は大きく崩れて優出ならず。このあたりが短期決戦の怖さといえる。
優勝戦はインからトップスタートを決めた荒井が快勝。
優勝者コメント・荒井翔伍
「優勝は率直にうれしいし、ホッとした気持ちもあります。(救助艇でのウイニングランで)意外とお客さんも多く手を振ってくれたのもうれしい。64号機は馬場(貴也)さんも優出していたけど、そこまでは良くなかったかも。でも、レースはしやすい仕上がりでした。優勝戦はまさか1枠とは思ってなかった。前夜版を見て初めて知りました。東京3場ではここだけ優勝がなかったので、そこは意識してました。スリットの手前で様子を見たから少し外に出られたし、ターンマークも外してしまった。それでも差されなかったのはラッキーでした。ここ最近は優出回数が減っていて、それでアベレージも下がってきていた。この優勝をきっかけに気持ちを切り替えたいですね。これからは優勝回数も増やして、ファンのためにも舟券にも貢献したいです」