池田浩二が6戦4勝と好走

ボートレース津「中日スポーツ津ボート大賞」は21日に4日目が開催された。気温が上がりピット内の温度計は27度を示していた。午後になって風が強まり、11Rからは安定板を装着。12Rになっても風は止むどころか一段と強まり、一旦はピットアウトしたもののレースは行われずに帰投。そのまま中止となった。

長い7日間シリーズだが、5日目はようやく予選最終日。得点率トップに立ったのは6戦4勝とした池田浩二。エンジンには不満を並べるが、結果はしっかりと出してきた。最低限、勝ちきれる動きはあると見て構わない。池田と同様にオール3連対の長田頼宗が2位。3位には4日目連勝をマークした藤岡俊介がつけた。

藤岡と同率ながら4位となっているのは北村征嗣。「やっとスタートがまともに行けましたね。届いたというより、無理やり届かせたという言い方になるけど」と、安堵の表情。2連対率は当地でトップの63号機。ただ、低調機戦での登板となっているように、下降の一途をたどっている。「まあ、普通ぐらいには動いてきました。レースできる回り足にもなってくれたしね。勝率(53%)の足を求めると壊しそうだし、このあたりで微調整ですかね」と何とか及第点といったところか。5日目は6枠、3枠と条件的には楽ではないが、準優1号艇争いのライバルとなる藤岡も6枠絡みの2走。負けていられない一日だ。