3日目を終えて得点率トップは池田浩二

ボートレース津「中日スポーツ津ボート大賞」は20日に3日目が開催された。

「今節は抜けて出ている人がいないね」とピットでそんな声が聞かれた。低調機戦ということで、周年優出機がもっと評判を集めるかと思われたが意外に差はないようだ。

それでも、峰竜太の優勝機である喜井つかさは順調にポイントを重ねてきた。目立って伸びることはないが、出足の確かさは目を引く。松山将吾が周年で予選トップ通過を決めた相棒の69号機を駆る後藤浩もかなりの回り足を見せている。こうしてみると、伸びはほとんど横一線で、出足の差が評価の線引きになりそうだ。

連日ぼやきが止まらない池田浩二は、3日目に3勝目を挙げた後も「エンジンが壊れている。チルト0.5度は2日目後半悪くなかったが、自分の性に合わないし0度に戻した」とまたまたぼやき。望むところが他の選手とは大きく違うこともあるのだが、確かに伸びて行く感じは見られない。だが、彼の腕があればどうにかなるレベルではある。3日目を終えて得点率はトップに立っている。このまま7日間のロングランシリーズを牽引してくれるだろう。