宮之原輝紀、磯部誠が勝負駆け

ボートレース江戸川の「外向発売所開設11周年記念 富士通フロンテック杯」は18日に3日目を終えた。快速まくり戦で沸かせている地元大将の佐藤大佑は3日目も3コースまくりを決めて、初日から4連勝と負けしらず。「スタートでだいぶドカ放りしても出て行くし、エンジンはいい。江戸川で今まで乗ったエンジンの中で一番いい。反応はピカいちです。放ってその後にグンって伸びる。ターボが付いているみたいだけど、ターボラグがゼロみたいな。がち、ターボです。ターボラグのないフェラーリV8エンジンですよ(笑い)」とトークも軽妙だ。予選最終日は4、1枠の2戦で、さらに星を伸ばしそうだ。

ただ、佐藤大を追うのは岩瀬裕亮、茅原悠紀、片岡雅裕、島村隆幸とSG戦線でも活躍する面々。佐藤大も油断はできない。

一方、ベスト12へ勝負なのは宮之原輝紀、磯部誠。宮之原は「エンジンが良くて、伸びも出足もいい。足は本当に不満がないです。ただ、江戸川は自分が乗れるかで…。いつもどおりに乗れないストレスは感じています」とやや手を焼いている。磯部は「キャブとベアリングをやって、Sが届くようになった。いい方にはいっている」と整備が奏功。ボーダーを6.83付近と想定すると、宮之原は11R3枠戦で3着勝負。磯部は6R1枠と10R3枠での1、2着勝負だ。