丸岡正典が予選トップ通過

ボートレース常滑の「中京スポーツ杯争奪全日本ファイターキング決定戦」は3日、2日目が行われた。2走2、1着にまとめた丸岡正典が予選トップ通過を決めた。前半2着の時点では、「マジで伸びがないねんな。ターンはしっかりしてるけど。今、スリットから出て行ったのは僕はS全速だから。もうちょっと良くしないと優勝はしんどい」と言っていた丸岡。そこからペラ調整を進めて、後半は危なげなく逃げ切った。「バランスが取れてた。伸びも付いて行くようになった。準優もこれで行こうと思う」と機力アップに成功。このままV一目散といきたい。

前田滉の連勝は「3」でストップしたが、予選は2位通過。「エンジン洗浄した。前半より上向いて、トルク感やグリップ感が来た。ただ、重めなのでペラで解消していきたい。今で中堅上位くらい。今節はそこまで出てる人もいなさそうなので、準優でも戦えると思う」と、ようやく納得のコメントが出た。

残る準優1枠は地元・河村了の手に渡った。「初日のドリームは回転不足で伸び型だった。2日目は行き足、回り足型。前回乗った時よりもいい。あとは、乗り心地をペラで良くしたい」と話す。盤石とはいかないが、1号艇のアドバンテージを考えれば十分な仕上がりだろう。