大村
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豪華メンバーで争われた発祥地の70周年記念/大村海の王者決定戦
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昨年のグランプリメンバーが多く登場し、豪華メンバーで争われた発祥地の70周年記念。初日ドリーム戦を制した原田幸哉は予選を突破したが、2日目のドリーム戦を逃げた馬場貴也は初日の不良航法が響いて予選落ち。また、シリーズ前から注目されたエース51号機の中村泰平や、28号機の平本真之までも予選落ちするとは予想外だった。実はエンジン抽選が終わった段階では「優勝は平本かな」という声が記者席では出ていたからだ。一般戦ではケタ違いの動きを見せていたエンジンも、記念になるとちょっといいくらい。平本、中村に限らず、今節はズバ抜けたパワーの選手は不在だった。
とはいえ、優勝戦メンバーは機力レベルも高かった。毒島誠は初日の時点では中堅あるかないかのレベルだったが、日に日に気配は上向き。相性のいい当地で、最後は回り足をきっちり仕上げてきたのはさすがだ。GPシリーズでは1号艇で優勝できなかったが、今回きっちり雪辱を果たした。
また、池田浩二も4日目のキャリアボデー交換で見違える舟足に変身した。53号機は4月のGI誕生祭での注目エンジンになるかもしれない。地元からは、桑原悠が優出したものの結果は6着。それでも久しぶりの地元戦で、大いに沸かせてくれた。
優勝者コメント・毒島誠
「歴史ある大村70周年ということで、事故なく終わって良かったです。最終日はほぼほぼ何もせず、いじらないことを目標としていました。スタートが決まったので、1Mは集中して回れた。GIは今年2回優勝。やっていることが少しずつ形になってきました。目の前のレースを1走1走しっかり走ることです。勝ちすぎると腹立つなと言われるので、そう言われ続けるようになりたいです」