初日ドリーム戦は原田篤志が大本命

ボートレース下関の海響ドリームナイター「山口シネマ杯」は22日に開幕する。4日間の短期決戦で予選はわずか2日間、3日目には準優勝戦が行われるため初日から勝負駆けだ。

初日12Rのドリーム戦は1号艇に選ばれた原田篤志が大本命で焦点は2、3着争いになりそう。「下関は得意」と話す原田は「ペラはいつもの下関の形に叩いた。回転が上がっているし、いい傾向。足は伸びの方がいい。出足は気に入らないので出足の方に持っていきたい」と、ストレートは良さそうだ。前検タイムは出ていたので足には余裕があるとみる。その他のドリーム組は至って平凡だった。

ドリーム組以外では中嶋達也、田川大貴、新井英孝の前検気配がまずまず良かった。まず中嶋は「ペラはそのまま。いいエンジンみたいですね。行き足から伸びにかけては良かった。回り足とかはまだ分からない。このまま1走してみるつもり」と伸びが二重丸。A2へ勝率を上げたい田川は「回転はぼちぼち上がっていたし、ターンはしやすい。行けそうな感じはある。これなら大丈夫と思う」とコメント。新井は検定タイムが優秀なモーターで「そのまま乗って悪くなかった。比較でも悪くない。試運転では加木郁選手よりも分が良かったし、このまま乗ってみる」と話していた。

前検一番時計は、宮崎光基がマーク。「まあまあ動いていて下がることはなかった。このままいこうと思っている」とまずまずの感触だったようだ。