山口剛
山口剛

宮島

山口剛が意地の優勝

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

ボートレース宮島の「第3回週刊大衆杯」は山口剛の優勝で幕を閉じた。

予選は連日、山口と大上卓人の地元コンビによる首位攻防戦を展開。3日目まで同率だった得点率は予選ラストの攻防となった4日目の2走で1、2着と2連対を守った大上に軍配。山口は2位となり、準優勝戦は両者とも好枠インから勝ち上がり最終日の優勝戦は1号艇・大上、2号艇・山口で直接対決の構図が出来上がった。

優勝戦。向い風が吹くカマシ水面。スリットでまず仕掛けたのはセンター勢。カドの松田大志郎がまくりを狙うが、3コースの杉山貴博がこれを受け止め、2コースの山口もS後に伸び返して艇を引かず押し出されるように1Mではまくりを敢行。これにはインSでやや遅れ気味となった大上も抵抗できず、バックでは山口がリードを保ってVゴール。今年の初の優勝は通算47回目、地元では16回目の美酒となった。機の仕上げに加え、最後に不利な体勢からでも勝ち切るあたりに地元エースの意地を見た。

優勝戦の結果はこちら 宮島12R