浜名湖
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松田大志郎が早くも今年3度目のV
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ボートレース浜名湖の「BTS焼津4周年記念 ホテルnanvanカップ」は27日に最終日を迎えた。3日目、4日目と吹き続いた強い追い風は収まり、向い風基調。この変化がレースにも影響を及ぼし、オープニングからインが不発。11Rで藤田靖弘が逃げるまでインが10連敗という結果になった。
そんな中で迎えた優勝戦。スタート展示では伸び仕様を施した水摩敦がピット離れで立ち遅れ、内から12カド4563という並びになった。しかし本番では水摩がピット離れで持たせて、進入は12カド3456。絶好枠で人気を集めた新開航はインから1Mを先に回ったが、コンマ03のスリットオーバーで無情のFコール。3カドからまくり差しを狙った水摩は引き波に乗って出口で膨らみ、4コースから差した松田大志郎が繰り上がりで1着。2着には水摩が続いて、福岡支部でワンツー決着。3着には大外から最内を差した平尾崇典が入線した。
松田は1月の丸亀、前節の鳴門に続いて今年は早くも3度目、当地では初、通算では33回目の優勝。朝から本体整備に取り組み、「エンジンをしっかり出し切る調整」をした後はスタート特訓にも出ず、優勝戦まで静かに時を待った松田。今節は2コースでスタート遅れた位置からのジカまくりあり、機敏な事故回避ありと冷静な1M、そして道中戦で巧さが光っていた。最後もしっかりとエンジンを整えて、落ち着いた取り口でVを奪取。今期ここまでの勝率は8点に迫る勢いだが、その要因が随所に垣間見えたシリーズだった。