濱崎直矢が予選トップ通過

ボートレース常滑「タスクール11周年記念杯」は、26日が2日目の予選最終日。予選ボーダー18位は間嶋仁志の6.67。いつも以上にハイレベルな予選だったが、これをクリアした18人により準優勝戦が行われる。

トップ通過は濱崎直矢。今節は抜群のスリット足を武器に、攻めのレースを貫いている。「中堅上位くらいだと思う。リズムはいい。出足は普通。伸びは中堅上位だと思うので、もう少し煮詰めたいですね」。やや控え気味に聞こえるコメントだが、おそらくは、前沢丈史や藤山翔大がいるからだろう。濱崎の機力もトップ3に入ると見ていい。

2位に前沢。「周りがいいって言ってくれるし、いいと思う。違和感もない。今はS見えてなかったけど、最近は見ている方」。2日目も具体的な明言はなかったが、選手間では評判の足色だ。3位が中澤和志。「すごくいいことはないけど、悪くもない。明日は天候が変わるので、そこに合わせたい。賢一さんが言っていたことと感じが違うから、ボートが悪いのかも」と話す。

地元勢では吉田凌太朗、渡邉俊介、畔柳俊吾、本多宏和、平野和明の5人が準優へ勝ち上がりを果たした。注目はやっぱり吉田だろう。「回っていてロスしている感じ。合っていないので、明日、気温に応じてペラの調整をして、足をもう少し良くしたい」。複勝率50％の動きには到底及ばないが、今節はターンスピードが目を引いている。まずはベスト6入りへ、2着以上の走りに期待したい。