新開航が逆転での予選トップ通過を狙う

24日はボートレース浜名湖「BTS焼津4周年記念 ホテルnanvanカップ」の2日目を開催。オープニングからまくり3連発でのスタートとなった。合計6本のまくりが決まった一方で、内枠が粘るケースも多かった印象。5、6号艇で2連単に絡んだのは11R5号艇の佐藤隆太郎ただ1人だった。配当的には初日の5本に続き、4本の万舟券が飛び出した。

初日のドリーム戦を6コースから制した新開航が、2日目も逃げとまくりで連勝ゴール。4戦3勝で予選ラストを迎える。得点率的にはこの新開が3位で、それを上回るのが3戦オール2連対の吉田健太郎と、4戦オール3連対で星をまとめる松田大志郎。吉田健は「ターンで押してない」と舟足に関しては着順ほどの手応えを得ていないが、3戦ともに0台トップスタートと、持ち前のスタート力を武器に上位着をまとめている。ただ予選ラストは6、3枠。近況はチルトを跳ねて伸び勝負というのも選択肢にあるだけに、どんな調整を施してくるか直前気配には注目が集まる。一方の松田は、新開とともに機力的にも上々。この3人による予選トップの座をかけた争いが3日目の見どころに。また、得点率5位の佐藤隆も「足は仕上がってます」と舟足には自信顔。3日目6Rは西島義則がいて、進入の乱れは必至。パワーを武器に上位着に絡むことができれば逆転で準優1枠のイスに届く可能性も十分にある。

ボーダー付近に目を向けると11位タイの平尾崇典、15位の西島、18位タイの岡瀬正人に22位タイの田中和也と初日のDR組が軒並み勝負態勢。平尾と、整備で良化した西島は予選をクリアしそうなムードで、岡瀬も前半のシード1枠で結果を出せればベスト18入りが有力。ただ、田中に関しては機力、枠番と条件的には苦しく厳しい勝負駆けが待つことになる。