若松
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末永和也が逃げて優勝、クラシックの権利をゲット/若松九州地区選手権
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新エンジン9節目のボートレース若松GI「第69回九州地区選手権競走」は17日、最終12Rで優勝戦が行われ、末永和也が瓜生正義のツケマイを振り切ってイン逃げに成功。昨年10月の当地「ファン感謝3Days」に続く2回目の優勝が、GI制覇となった。この優勝で賞金480万円とともに、3月平和島クラシックの最終切符を獲得。昨年の最優秀新人が、早くもSGデビューを果たすことになった。
進入は動きのない枠なりの3対3でスタートは全艇がゼロ台の踏み込み。高倉和士はコンマ02、原田幸哉もコンマ03とスリットは攻めたが、横一線で迎えた1マークは逃げる末永に対して、瓜生は3コースからツケマイ。バックはほぼ同体で並走し迎えた1周2マーク、先マイの末永を、今度は古澤光紀を行かせて差そうとした瓜生はブイで接触してしまい、ここで勝負は決した。古澤は高倉の追い上げをしのいで3着は確保した。
レース前、師匠の上野真之介は「普段はボーッとしてますけど、レースになると表情には出さないだけで内に秘める闘志はすごいですからね。僕みたいに足踏み(期待されながらGI未制覇)しなければいいんですが…」と心配していたが、それも杞憂(きゆう)に終わり、弟子の優勝を見届けて涙を流していた。