若松
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田頭実が通算2500勝を達成/若松九州地区選手権
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田頭実が2回乗りの後半だった6Rでイン速攻を決め、史上36人目となるデビュー通算2500勝を達成した。福岡支部では意外にも岡本義則、今村暢孝に続く3人目。58期では初の快挙。
1Rでは6着と大敗しており、「この足ではダメそう」と厳しい感触だったが、1Rの後のペラ調整で上向いており、インからグイグイと出て行っての逃げ圧勝劇。ピットに上がってくると、うれしいというより、ホッとした安堵(あんど)の表情を見せた。
田頭はレース場のすぐ近くに住んでおり、若松が純ホームプール。当地では99年7月のオーシャンカップでSG初優勝を飾ったほか、97年と05年にダイヤモンドカップを制してGIも2勝。特に05年の優勝は今や伝説となっているF3での優勝だった。
若松での通算勝利もちょうど450勝目で、師匠だった倉尾良一さんの372勝を大きく引き離して歴代トップ。優勝も17回を誇り、若松マイスターと言われるゆえんでもある。
「本当は前節の蒲郡で優勝して2500勝といきたかったが、地元でできたのでいいでしょう」と話した。水神祭こそ本人が拒否して行われなかったが、7R終了後に救助艇に乗って水面からファンの声援に応えた。