原田幸哉
原田幸哉

若松

初日ドリーム戦を制したのは原田幸哉/若松九州地区選手権

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新エンジン9節目のGI「第69回九州地区選手権競走」が12日、開幕した。

初日12Rのドリーム戦はインの峰竜太がまさかのスタート遅れ。2コース西山貴浩のまくり展開になったが、峰が西山に激しく抵抗したところを、原田幸哉が3コースから差し抜けた。原田は「まだ完璧ではないがバランスが取れていい感じだった」と好感触。峰は西山を飛ばしながらも2マークの差しで新開航までとらえて2着に浮上。セットとキャリアボデーを交換してすごいパワーになっているが、1マークの攻防は不良航法でマイナス10点。せっかくの2着(10点)だが、予選突破へは0点からのスタートになった。

予選組では前田将太末永和也が連勝ゴールを飾った。桐生順平の周年優勝機に乗る前田将太は4コースツケマイとイン速攻。桐生を信頼してペラは触っておらず、「出て行くことはないがグリップがすごい」と桐生独特のレース仕様に好感触を得ている。

末永和也は2コース差しと6コースからの恵まれ勝ちだが、「上野真之介さんに教えてもらって良くなっている。3Daysで優勝した時のような体感になってきた」と、こちらもパワーには好感触。イン戦なし、6号艇含みの連勝はポイント的にも圧倒的なアドバンテージになる。

悔やまれるのは11RでFを切った岡村慶太。周年で石野貴之が節一だったエンジンを乗り継ぎ、「足は全部いい」と抜群の手応えで、前半もイン速攻、Fの後半もカドから完全にまくっていた。

2日目のドリーム戦に1号艇で登場する瓜生正義は3、1着。後半9Rの3コースツケマイはあまりにも鮮やかで、伸びは目立たないが乗りやすさがあるというから、いつもとは逆のレース向きの仕上がりか。パワー面のライバル・前田が6号艇だけに、ドリーム戦はインからしっかり押し切りそうな雰囲気だ。

なお、峰竜太以外にも8Rの溝口海義也と9Rの水摩敦は不良航法を取られ、マイナス10点になっている。

前日とのランク変動を表しています。
...2ランク以上UP
...1ランクUP
...変化なし
...1ランクダウン
...2ランク以上ダウン
エンジンパワーランキング
5上位級 瓜生 正義 今井 貴士 峰 竜太 下條 雄太郎 前田 将太 岡村 慶太 高倉 和士 竹下 大樹 末永 和也
4中堅上位級 石川 真二 原田 幸哉 森永 淳 石橋 道友 里岡 右貴 小池 公生 古澤 光紀 石倉 洋行 村上 遼 安河内 将 竹井 貴史 溝口 海義也
3中堅級 田頭 実 吉田 一郎 深川 真二 岩崎 正哉 枝尾 賢 長野 壮志郎 川上 剛 岡崎 恭裕 奈須 啓太 西山 貴浩 木下 大將 水摩 敦 松尾 昂明 宮地 元輝 篠崎 仁志 桑原 悠 塩田 北斗 渡邉 優美 羽野 直也 新開 航 安河内 健 中 亮太
2下位級 日高 逸子 江夏 満 赤坂 俊輔 川野 芽唯 定松 勇樹
1ワースト 益田 啓司 上野 真之介