村上遼が逆転トップ通過を狙う

ボートレース蒲郡「サンベリー蒲郡いちご杯」5日、2日目。初日は逃げの決まり手が9本とインコースが幅を利かせたが、2日目は逃げ、まくり、差し、まくり差しがそれぞれ3本ずつときれいに4分割された。

予選最終日を迎えて得点率トップは永井聖美。「押しているしいいと思うけど、まだ乗っていて不安がある。正解は見つけていないです」とOKサインは出ていない。予選ラスト走は6R6号艇。外枠の克服がカギだ。

2位タイの村上遼は「ギヤケースをやって、それに合わせてペラを調整。ターン回りや出足が良くなりました」と2日目は連勝で大きくジャンプアップ。予選ラスト走の8Rは5号艇から逆転トップを狙う。

同じく2位タイの原田幸哉は「前半6Rはスタート、1マークとも消極的だった」と反省。後半11Rはコンマ08のトップショットでまくり勝ち。「ペラをやって初日より良くなっている」と笑みがこぼれた。

菊地孝平も2位タイ。「もらったままのベースでペラを調整して、だんだん良くなっています」とニッコリ。「乗り心地も良かったし、今回はこのベースを煮詰める方向で行こうと思います」と調整の方向性は定まった様子だ。