ドリーム組では後藤正宗が好感触

2日はボートレース常滑「INAX杯争奪第34回とこなめ大賞」の前検日。今節は当地にしては珍しい5日間のミドルシリーズで、主役を演じるのは地元エースの柳沢一。「ペラを叩けずに特訓。足ははっきりしなかったし、なんとも。回転は上がっていたんで、進むようにペラを叩きたい」と思うような調整はできなかった様子。手にした41号機は目立つ戦績はないだけに、中堅レベルで推移しそうだ。

予選ドリーム戦には柳沢の他、河村了、前田滉と地元勢3人がエントリー。河村は、「現状の足は良くないし、S特訓の足の比較も微妙な感じ。外回りの調整をして、ペラは初日に乗ってから叩くか考える」と。一方の前田も、「あかんですね。特訓では変わらないけど、ターン回りが良くない。ペラがいつもと違う形なので、乗っている体感がだいぶ違った。スリットは持つ感じだけど」とこちらも前検の感触はイマイチだったようだ。

ドリーム組では後藤正宗が「分が良い感じだった。ベタ水面の試運転では出足の良さも感じた。前走の徳山があまりにもひどかったんで、良く感じますね。ペラもこれで一度走ってもいいかなという感触」とまずまずの手応え。予選組では松下一也が、「伸びると他の選手2、3人に言われた。手前の感じは後藤正さんの方がいいけれど、僕は伸び寄り。出足を考えず、伸び強化を狙ってみたい」と今節は攻撃型の調整を選択する様子。初日から注目しておきたい。