ドリーム大本命の柳沢一が上々の仕上がり

ボートレース津「D-Plusカップ」は24日が前検日。最強寒波の影響が心配されるシリーズだが、前検はスタート特訓は中止となり、安定板を装着してのタイム測定のみ。選手の口からは「分からない」という評価ばっかりになったのも仕方がないところだろう。

そんな中で、評判を集めたのが中北将史。「前回はひどかった。連日整備して、最後に少しだけ直った。今節は何もしないでいいみたい」と余裕の表情。その裏付けとなっているのが黒崎竜也との試運転。「中北は出てるね。あいつはいいエンジンなんだ。それなら仕方ない」と埋まりそうもない機力差を感じた様子。黒崎以外からも中北を賛辞する声が聞かれた。安定板がつきそうな初日だが、圧倒的なパワーで活躍の予感が漂ってきた。

ドリーム組では柳沢一が特訓直前までペラ調整。63号機は2連対率56％、しかも前操者が新田雄史。ほとんどの選手がこのまま一走と思うところだが、さすが調整に自信を持つ男。すぐさま「いつも通りに叩きました」と涼しい顔。間違いなく、節イチレベルへ仕上げてくるだろう。ドリーム戦は大本命を背負って登場だ。