芦屋
芦屋
北川潤二が峰竜太を封じて今年初V
{{ good_count }}
この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。
ボートレース芦屋の「スポニチ金杯新春特選」は最終日、最終12Rで優勝戦が行われた。5日目の準優で、そこまで9戦7勝、2着2本と爆走モードだった峰竜太が、まさかの2着。初日のドリームレースで当地現行エンジンの最速を大幅に塗り替える上がりタイムを出していて楽勝ムードすら漂っていたが、ころころと変わる気象条件や季節外れの高気温に悩まされ、調整もSも難しい条件が重なり、「普通に走れば大丈夫だったと思うけど、考え過ぎてしまった」ことが敗因になった。さらに得点率2位の馬袋義則も2着に敗れていて、準優で唯一の逃げを決めた同3位の北川潤二に優勝戦ポールポジションが転がり込んできていた。
優勝戦は北川がインから0台のSをバチッと決めて先制。カドから伸びた峰の攻めは宇佐見が封じ、益田の差し、宇佐見のまくり差しも届かない。バックで後続を突き放して今年初Vを決めた。峰が2着、混戦の3着競りを制した馬袋が3着に浮上。2連単1-4は330円(2番人気)、3連単1-4-5は1,400円(6番人気)で決まった。
当地を走るのが約7年ぶりと久々だった北川は、「何も分からないからひとまず自分のセッティングにします」と前検から長い時間をかけて本体と向き合い、準優までにしっかりSが行ける行き足に仕上げて準優、優勝戦と勝負どころで0台の踏み込み。昨年あたりから「ダッシュでは質のいいSが決められないから」と、内寄りから行く回数が増加した。今回のVを含めて通算8V中で4Vが前期以降と上昇曲線を描いた。スタイルは確立して、今年も優勝を積み重ねるか注目していきたい。