得点率首位に立つのは齊藤仁

海響ドリームナイターのボートレース下関「日刊スポーツ杯 準優進出バトル」は15日、予選(9Rまで)最終日を迎える。

得点率首位に立つのは齊藤仁。初日からオール2連対をキープして、安定感抜群の走りを見せている。エンジンは白井英治がパーフェクト優勝を飾った32号機。舟足は全体的にいいので、このままトップの座を守る可能性がきわめて高い。「足は変わらず全体的にいい。伸びだけじゃなく、つながりとかもいい。乗り心地もここまでは悪くない」とコメントしている。

2位は齊藤仁と同じ東京支部の梶野学志。3日目前半は豪快なまくり一撃を決めた。エンジンは全体的にバランスが取れており「足は変わってない。どちらかと言うと出足寄りでバランス取れていい状態」と話していた。

荻野裕介と寳田亮治が3位タイ。荻野は出足、レース足が抜群で「前半1Mはターンの食いつきが甘くて差されてましたね。その後のバックの足は良かったです。ペラの中身は前回の人と違います」と話す。寳田は齊藤仁のイン戦を見事に攻略。伸びが急上昇している。スタート力に定評のある松村敏が5位。今節は運悪く低調機を引いてしまったが、奮闘している。「伸びは中の上くらいで、出足は中の下くらい。気圧が低かったので、気圧が上がれば出足も中堅くらいになると思う。ペラは強めにたたいた」と強調していた。

準優進出戦は4つあるので、予選を突破できるのは24人。勝負駆けで注目したいのは安部慎一。出足はまずまずで「足はいいと思う。起こしてから他の人より前に行っているし、出足系統は二重丸がつくかも」と話す。前半の第2Rは4コースカドで見せ場を作るか。