齊藤仁が初日からオール2連対をキープ

ボートレース下関の海響ドリームナイター「日刊スポーツ杯 準優進出バトル」は14日、予選3日目を開催する。

齊藤仁が初日からオール2連対。安定感抜群の走りを見せている。2日目は5号艇の1回走りだった。枠なり5コースから鋭い旋回で2着に食い込んだ。「試運転ではチルトを変えたりしているけど、本番は元の白井英治選手のセッティングでいっている。多少かったるさはあるけど、伸びてくれていた。バックに入ってから良かった。よほど乗りづらくならない限り、成績が落ちたからといって調整したりはしない。足を見て調整していきたい」とコメント。前節の白井がパーフェクト優勝したエンジンで足は問題ない。

初日ドリーム戦をイン逃げで制した地元新鋭・佐々木完太は大外から道中逆転で今節2勝目をゲット。「足はむちゃくちゃいい。伸びはそうでもないけど、出足、行き足がいい」とレース足は抜群。ドリーム戦から新ペラに換わったが、新ペラのままで叩いていないというから驚きだ。

初日衝撃の6コースまくりを決めた芦澤望はその佐々木に抜かれインで2着だったが、伸びは変わらず上位級だ。ただ、回り足はそうでもない。「伸びに寄せているので、ターン回りは普通ないですね。お客さんに迷惑をかけて申し訳ないです」と完全に逃げていたので、ちょっと油断があったのかもしれない。それにしても佐々木の舟足はすごかった。