ドリーム戦は佐々木完太が逃げて快勝

海響ドリームナイターのボートレース下関「日刊スポーツ杯 準優進出バトル」は12日に開幕した。連勝者は不在で、齊藤仁と梶野学志が2連対発進に成功。齊藤仁は白井英治が完全Vを飾った32号機で「自分がいつもしない形なので、今節は勉強させてもらう。伸びも乗り心地もある」と強調していた。齊藤仁は堅実な走りを見せる選手。2日目も手堅い、安定感十分のレースを見せてくれそうだ。

注目の初日ドリーム戦は、地元の佐々木完太がインから逃げて人気に応えた。前半のレースでペラが破損。後半は新ペラに換わったが、1コースからビシッと押し切った。初日インパクト十分の走りを見せたのが芦澤望で、あっと驚く6コースまくりを決めた。伸びは抜群だ。「伸び型。前半はスタートがつかめていなかった。チルト0.5のまま乗り込んで、いけるところまでいこうと思う。ピット離れも何とかもった」と話していた。2日目9Rはインで「鉄板」とみる。

宮崎奨と畑和宏も足は良さそう。前検で一番時計だった宮崎は1回乗りで2着発進。「ペラはほぼそのまま。回り足がいいし、出足系統はいい。伸びも少しいい。全体的に良さそう。ほとんどやることがない」と余裕の表情。軽快なレース足を見せた畑は「ペラの調整はこの辺だと思う。ターンの掛かりも良かった。あとは雨が降ってどうなるかですね」と話していた。