シリーズリーダーは実績のある寺田祥

海響ドリームナイターの「下関市議会議長杯争奪クリスタルカップ お正月特選」は28日から来年1月3日までの7日間開催。主役を務めるのは当地でGI、SG優勝実績がある寺田祥。エンジン抽選運には恵まれなかったが、前検タイムはそこそこ出ていた。メインのドリーム戦はインから逃げて人気に応えるとみる。ただ、「記念の時の動きを見ていたら悪くないかなと思ったが、乗った感じはあんまり良くなかった。何をするか、ゆっくり考えます」と気配はいたって平凡。

ドリーム組では柳生泰二と原田篤志が好気配。まず柳生は「ペラはそのまま。最近の下関の中ではいい方だと思う。スリット付近が良かった。ターン回りはもう少し。班では少し良かった。周年の時の伸びは苦肉の策。どの足も仕上げたい」とコメント。原田は「新ペラになっていて叩き切れていない。回転は良かったけど軽い。それでも少しいいのかな。スタートが届いていて直線は余裕があった。雰囲気はいいですよ」と強調していた。新ペラを叩けばさらに上積みが期待できそう。

前検気配が良かったのは当地企業杯を走ったばかりの佐藤駿介で、前検一番時計をマーク。「ターン回りは良さそう。伸びも悪くはないと思う。気象条件に合わせて微調整で」と表情は明るい。ターン回りも良さそうで大暴れするかも

広島支部の西野翔太はレース足が二重丸。「もらったまま乗ってむちゃくちゃ乗りやすかった。どこからでもまくり差せそうな感じ。伸びは坂口貴彦選手が良さそう。他とは一緒か少し弱め。ペラは叩くと思う」と白い歯を見せていた。