5連勝の石渡鉄兵が得点率トップ通過

4連勝で注目を集めていた石渡鉄兵は、3日目前半5Rの6枠戦を5コースからまくり勝ち。後半9Rの5枠戦は、2コースからまくり先行した長岡茂一に対して5コースからまくり差しを放ったが、惜しくも届かず2着。連勝は5でストップしたものの、得点率は断然のトップ。「変わらず悪くない。1番いいのは伸びで、出ていく感じがある。長岡さんと一緒くらいある。ただ、出足はもう少し。抜かれるほどではないけど、道中で詰められる。乗り心地はすごくいい。明日(4日目)は暖かくなるので手前系統が落ちそうで、そこだけが不安ですね。エンジンは冷えてくれた方が良さそう。今節は流れがいいですね」と調整も順調な様子。準優は12R1枠で、逃げ必勝とみたい。

得点率2位は地元の御大・長岡。節イチクラスの直線を武器に、今節は剛柔自在に大暴れ中だ。「行き足から伸びがいいですね。掛かるし、グリップもいい。若干、回りづらくてターン外してますけど、気圧が上がっていい調整ができてます。これをキープしたい」と足にも満足気。準優は11R1枠だ。

得点率3位には小林泰がつけた。前操者・西田靖のペラを整えて「今節は疲れました。最初出足寄りだったペラを叩いて、伸びの方にした。まだ癖は残っているけど、今なら直線寄りの足ですね。でも、出ていく感じはないです。伸び寄りにした分、出足はもうちょっと。乗り心地も良かったり悪かったりする。今は波がなかったので乗り心地は大丈夫でした。調整がシビアで本当に疲れました。でも、良くなって良かったです」と笑顔を見せた。準優は10R1枠で、2枠・中田竜太との対決になりそうだ。