石渡鉄兵
石渡鉄兵

多摩川

機力充実の石渡鉄兵がV戦1号艇

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

4日目は準優勝戦が争われた。準優10Rの進入は枠なり3対3。イン小林泰がゼロ台Sから1M先マイ。その内懐を鋭く差した中田竜太が迫るも中田は機力不足で、小林が逃げ切った。中田は2Mさばいて2着まで。

準優11Rも進入は枠なり3対3。前半戦でFを切ったイン長岡茂一はコンマ20と出遅れ気味。ただ他に踏み込んだ選手もおらず、長岡は1Mを先取り。しかしターンが流れてしまい、差した地元・久永祥平が長岡を捕らえた。迎えた2Mでは久永がターンマークを外し、その隙を逃さなかった長岡が1着。しかし賞典除外の為、3着の井上忠政が代わって優出となった。

準優12Rも枠なり3対3の進入。石渡鉄兵は「時計を1秒間違えてしまいました」とかなり早いお越しになってしまったが、コンマ09のSから逃げ切りに成功。弟子の若林将が差し続いて、2着で優出を果たした。

優勝戦のメンバーは1号艇から石渡、小林、中田、若林、久永、井上。行き足から伸び、加えて回っての出足まで来た石渡で鉄板か。「伸びがいいし、今日(4日目)は手前の足も全然良かった。乗り心地も悪くないし、今なら不安な部分はないです。優勝戦の中でもいい方だと思う。ペラしかやってない。このエンジン、あんまり評価が良くないけど、良さそうな気がしますけどね。あんなスタートしてしまったけど、スタート勘は合っています。来年につながるように、明日はきちっと仕事をします」と気合も入っている。

小林は乗れているが、差すには出足と回り足が不足。中田は小林以上に足は足りていない。談話トーンは低いが若林はそこそこのレース足で、師匠・石渡に最も迫るか。久永はやや気配落ち。井上はF2の足枷がある。

優勝戦の出走表はこちら 多摩川12R <news-engine-power-ranking j='05' d='20221217' ()