海老澤泰行が前検気配良好

「ニッカン・コム杯」は10日に開幕する。地元の末永祐輝が当地連続Vを目指す。2連対率わずか21％のエンジンを引いてしまったが、「ペラはそのまま。伸びていた。回転不足の感じがあるけど、それを補える伸びがある。この前の優勝したときより伸びはいい。チルトは0か0.5で合わせたい」と前検から伸びは抜群で、優勝した当地前回よりも手応えは良さそう。外周りや本体をすればさらに良くなる可能性もある。今節も大暴れしそうだ。

好素性機は竹田吉行、横井光弘、海老澤泰行がゲットした。竹田はF持ちで「パワーはありそうな感じで、スリットからはちょっとだけのぞいていた。乗り心地はそうでもなかった。Fを1本持っているので伸び返して欲しい」とスタートが課題になる。横井はF休み明けで体重は57キロ。「まずは減量します。体重が重たいので、全然出ていなかった」と話していた。海老澤は「そのまま行った。スタートは全速で行けなかったけど、それでも前に行っていた。伸び型で足はいいよ」と気配は良好。期待できそうだ。

初日ドリーム戦の1号艇に選ばれた森野正弘は、運悪くDランクの低調機を引いてしまった。イン逃げに期待したいが、上積みがないと厳しいかも。「思い切ってペラは叩いた。試運転をしていないし、特訓でもスタートがバラバラだったので足は分からない。一人で乗っている分には回転が足りなさそう。整備士さんと相談してみる」と心配そうな表情だった。直前の展示気配に注目したい。