芦屋
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シリーズをリードした渡邉優美が優勝/芦屋オールレディース
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初日、2日目は最高気温が10度に届かず、この冬一番の寒さで開幕。男子選手との体重差がある女子選手は、ただでさえ大幅なペラ調整を行うことが多いのに、前節や前々節からの気温差の大きかったことで、ペラ調整スペースは満員御礼。取材もままならないほどに、選手たちは調整と試運転を繰り返していた。当地はただでさえSが届く、早いと言われるレース場。気温が下がった方が起こしや行き足は良くなるさらことが通例なので、Sもかなり難しい状況にあった。
ドリームを含めた開幕3連勝から白星を量産してシリーズをリードした渡邉優美は、中堅機だったこともあって「序盤は明らかにS勝ちでした」と振り返る。気象条件の変化が大きかったことによる調整の難しさを含めて、地元のアドバンテージが大きく影響したと言える。予選トップ通過をしてしまえば、もう逃げるだけ。準優、優勝戦と抜群の勝負強さを発揮した。
もう一人、初日から優勝戦までシリーズを盛り上げたのが大橋由珠。前検の時点でアピールしていた機力を初日から発揮。予選は16位とギリギリでの突破となったが、準優は1Mで大外から自力で攻め込み、道中の競り合いを制して2着。優勝戦もレースを盛り上げてくれた。
優勝者コメント・渡邉優美
「地元ですし、むちゃくちゃうれしいです。5日目に悪いところが見つかって、ようやく仕上がりました。そこからペラの微調整で優勝戦が一番良かったです。優勝戦はSをしてから6(大橋由珠)しか見えなかったけど、途中から気配がなくなったので落ち着いて回れました。一走一走積み重ね、中田(達也)くんの思いもともに、一生懸命走っていきますのでよろしくお願いします」