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3日目からの安定板が付く状況とは打って変わって、ベタ水面となった最終日。優勝戦は絶好枠の松村敏が人気を集めた。
展示は5枠の森竜也が回り込み6枠も長岡茂一も付いていったが大外へ回り直し。インから松村、松井賢治、田中和也、森、黒野元基、長岡と1235カド46の4対2。だが、本番は展示で行き足に分が悪いと感じたのか、森は動かず枠なり3対3へ落ち着いた。松村、田中、黒野は顔を出すスリット、当然のように松村が先マイを決めそのまま押し切った。田中はまくり差しに入り、黒野の追撃を終始抑えて次位を確保。
松村は今年2回目、通算では40回目の優勝。前回、当地では優勝戦1枠を手にしながら、西島義則の前付けもあってセンターからのまくりに沈んで5着に敗れた松村。さすがにインでの連敗は許されない状況で、見事な逃げで前回の留飲を下げた。
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