地元の期待を背負う吉村正明が白星発進を目指す

「BTSながとオープン2周年記念 新東通信杯」は20日に初日が開幕する。初日のメイン、ドリーム戦の1号艇には地元の吉村正明が選ばれた。吉村は先月当地を走ったばかり。その時も初日ドリーム戦は1号艇だったが、惜しくも2着に敗れた。元々イン1着率はかなり高く、今度こそ逃げて人気に応えるか。「特訓の感じは普通。いい人には行かれそう。まずはペラから。本体整備も考える」とコメント。気配はいたって平凡だが、底上げして逃げる。

田頭実が前回Fを切ったばかりで、重成一人が3コースからまくり差しに入るとみて対抗に推す。「ペラはそのまま。チルトだけ0に上げた。スタートしてからちょっと弱い気がする。グリップはするし回ってからぴゅっと行く感じはあった。ちょこちょこ調整」と話す。

一方、今節、大暴れしそうなのが原田才一郎、桐本康臣、田中宏樹といった面々。まず福岡支部期待の原田は前検一番時計をマーク。「班の比較は普通でみんなと変わらない。ペラ微調整で」と手応えはそこまで良くないが、このエンジンは桑原啓が整備して伸びがだいたい強め。楽しみは十分。桐本は柳沢一が優勝した好調61号機。「回り過ぎで伸びて行くことはないけど、エンジンはいいのでペラが合えば」と話す。最後に田中はAランクの好素性機で前検気配は良好。「体感は悪くない。班でもいいと思う。エンジンの力強さは感じた。レースしてみてどうか。雰囲気が良かったしこのままレースにいってみる」とやる気満々。