今垣光太郎
今垣光太郎

浜名湖

今垣光太郎が5コースからまくり一閃/浜名湖賞

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優勝戦は意外な幕閉めとなった。地元の周年記念初制覇をに燃える坪井康晴は、シリーズ序盤から高い機力を誇っていた。手堅い着取りで始まり、4日目からは3連勝。エンジン力と乗りに乗っている勢いを後押しに優勝戦でも当然、1マーク先マイから悲願達成するものだと思われていたが、まさかまさか…。思いは次回へ持ち越しとなった。

その坪井を負かすとしたら2号艇の馬場貴也かとも思われていた。直前のSGダービーでも2コースから強烈な差しで優勝していたし、今回も十分な仕上がりまで持っていけていた。しかし、その俊敏ターンを炸裂させる前に今垣光太郎に封じ込まれてしまった。順当な想定ばかりは続かない。だからこそボートレースは面白い。これからもいい意味で想像を裏切るレースを見たい。

優勝者コメント

「いやー、今回は無理かなと思っていたので嬉しいです。朝乗った時にチルト0とか0.5にしてみたけど、結局マイナスで行って。まくり差ししかないと思っていたけど、まくれるとは思わなかった。スタートフルダッシュで行けたので…(それが良かったのかも)。1号艇に飛ばされるかと思ったけど、引いてくれたので…(行くしかないと思った)。フライングには気をつけているけど、前期も1走目からフライングを切って…。スタート勘がないと言えばないけど、スタートに気をつけて走りたい。

最近はエンジンに左右されることが多くて、35%以下のエンジンを引いたときは準優にも乗れていないので、いいエンジンを引いた時はその気になっていきたい。SGレースでいいエンジン引きたいですね。チャレンジカップが三国であるので、それには出たい。選手生活の中で、GI以上の優勝があと2回で40回だったので、それを目標にやっていたけど、その1つが達成できたので、あと1つ…」