福島勇樹
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若松

エース7号機の福島勇樹がイン圧勝V

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4日間開催の「東龍軒カップ」は優勝戦が行われ、福島勇樹がイン速攻で圧勝し、今年3回目、当地では初優出で初、通算38回目の優勝を飾った。

進入は動きのない枠なりの3対3。早めに起こしたイン福島は様子を見ながらもコンマ07のトップスタートを決め、グイグイ伸びて1マークを先取り。見事なまでの完璧な逃げだった。2コース大峯豊が差して2着。北野輝季小坂尚哉に競り勝って3着。1-2-4は2連単220円、3連単550円の大本命決着。

エース7号機は、3月の周年記念が終わった直後に、中間整備で前エース14号機のキャリアボデーに交換されてから気配が一変。最初に乗った大賀広幸は回し系のペラ、続く平尾崇典もノーハンマーで乗ったため、当初は伸びが目立たなかったが、温水パイプが外れてから伸びが急激に上昇。大山千広片岡雅裕ら、なぜかV候補が乗っても目立たない節もあったが、寳田亮治が16年ぶりの優勝を飾ったり、王者・松井繁が準完全優勝を飾ったりとそのパワーは最後まですさまじく、キャリアボデー交換以降は165走して勝率7.50、2連対率は62%。優出11回、優勝7回とスーパーエース機と呼ぶにふさわしい成績を残してくれた。

なお、エンジンは1年で更新は当然としても、残した部品も2年で更新というルールがあり、7号機のキャリアボデーはもう2年使用したので、次節からの新エンジンには使い回しができない。あまり知られていないが、丸亀の64号機も実は同じパターンだった。