地元の吉村正明がドリーム戦1号艇で登場

「BTS山口あじすオープン11周年記念」は27日から31日までの5日間開催。メインのドリーム戦は地元の吉村正明が1号艇で登場する。イン1着率は84％と抜群に高い。現在2節連続優勝中とリズムもいい。さらにエンジンも前回のマスターズリーグで古場輝義が優出した44号機でまったく問題ない。「直線は普通。班では似たような感じだった。出足は足合わせをしてないんでわからない。乗っていて違和感はなかった」とコメント。相手筆頭は優勝候補の一人、柳沢一でカドから見せ場作る。前検では「多分前節より回っているんじゃないかな。回り過ぎで回転を止められそう。悪い評価ではない。乗り心地をきちっとさせたい」と話していた。

怖いのが石倉洋行。吉村と同じく現在2連続Vと絶好調。「ターン回りがすごく良かった。出足、伸びは普通。気象条件に合わせて調整します」と強調。今節も活躍しそうだ。

昨年惜しくも最多勝を逃した藤山翔大はF2本持ち。スタートは無理できないが、前検一番時計をマークしている。エンジンは前回のマスターズシリーズで田中信一郎が優勝した14号機。「優勝エンジンなのでそのまま行ったら良くなかった。下がっていた。ペラを大幅に叩く。コースは勝てる位置から」と話していた。

ドリーム組以外で注目は中村亮太。同じくF2だが、Aランクの好素性機で大暴れの予感が漂う。「いいと思う。ペラは自分の形に叩いていった。回り足の方がいいと思うけど、中間速がいいし伸びにもつながっている。外周りの調整。コースは臨機応変に。自分から外に出ることはない」と強調していた。穴党はチルト3度に跳ねる重富伸也に注目したい。