柳沢一が5連勝で予選トップ通過

「BTS山口あじすオープン11周年記念」は30日、準優勝戦をメインに4日目を開催する。9Rは予選を3位でクリアした石倉洋行が1号艇で登場。2節連続優勝するなど、近況はリズムがいい。「前半は伸びるように叩いた。舟足はパワフルでしたよ。全部が良かった。チルトは戻します。スタートは安全にいった。それなりですね」とコメント。スタートは早いタイプで、しっかり逃げて優出一番乗りを果たしそうだ。

準優10Rは予選2位の金子拓矢が1枠。当地は周年で2度優出するなど、実績は十分。「下関は景色が好きでスタート勘が合う」と話す。舟足については「水面が悪くて乗り味が悪かった。パワーはあまりないのかな。それでも序盤を思えばだいぶ上向いている。一番いいのはスタートする足。それ以外も悪くない」と上積みができている。

準優ラストの11Rは柳沢一が不動の軸。5連勝で予選トップ通過を果たした。ここで逃げれば優勝戦の1号艇が手に入る。「乗りにくいわけではないが、回転が上がり過ぎていた。それでも足は全部がいい。乗り味を含めて全部が二重丸。ただ今日の前半に関してはホームとバックで足の差が大きかった。バックはめちゃめちゃ出るけど、ホームは回りすぎの影響でそうでもなかった。もう少し合わせれば差もなくなると思う。スタートのタイミングはまとまってるけど、なんとなく行ってる感じ。質を良くしたい」と話す。首位は万全だ。

準優ボーダーは5.60で、小川知行が惜しくも次点だった。