徳山
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グランプリ出場を決定づけた白井英治/徳山クラウン争奪戦
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最終日は台風14号の接近により開催さえ危ぶまれたが、優勝戦まで無事に開催。最後は地元の白井英治が意地の差し切りで優勝を果たした。
SG出場停止中の白井にとっては、グランプリ出場へはGIで結果を残し賞金を上積みするしかない。そのことは白井も分かっていたが前検日は「意識せずにいく」と目の前のレースに集中することを宣言していた。
ところが手にしたエンジンは平凡機で機力はもうひとつ。そこから整備を繰り返して、最後は大幅な機力アップに成功。「整備士さん、後輩、みんなのおかげ」と感謝の気持ちでいっぱいだった。
SGメモリアルの優勝戦Fで、大きな代償を払ってしまったが「これからも白井英治の生き様を見せたい」と前を向いた。
白井はこの優勝で獲得賞金を約7400万円として、3位に浮上。グランプリ出場を決定づけ、トライアル2ndさえも狙えるポジションとなった。
逆に、優勝戦1枠だった磯部誠にとっては、もし、優勝できれば、賞金ランキングでもグランプリ圏内まで浮上できそうだっただけに悔しい敗戦となった。
優勝者コメント・白井英治
「徳山で勝つためには6コースは遠いという気持ちがあったので、進入は2コースを選びました。エンジンが出たのは整備士さん、後輩たちのおかげです。磯部君もエンジンは出ていたので最終コーナーまで気を引き締めて走りました。自分にプレッシャーをかける意味でも『優勝しか考えていない』と宣言しましたが、優勝できて良かった。これで夢のグランプリにも出場できます。また、GIが続くし、グランプリまで白井英治の生き様を見てほしいと思います」